(11)心の断食
このように日常の多忙な生活から離れ、暇に思えるほどゆっくりとした時間を過ごすことを静養院断食療養所では「心の断食」と呼んでいました。 本来の目的は減量でしたが、断食を終了してみるとこの「心の断食」の効果のほうが大きいのではないかと思うようになっています。
体だけではなく心も「爽快な軽さ」を感じているようです。 断食を終えてからとにかく「腰が軽く」動き回るようになりました。 くり返しになりますが、断食中に暇以外の苦痛はありませんでした。
本断食の初日あたりは、まだ胃袋が活動しているため空腹感がありますが、胃腸が完全にお休みに入ってしまうと空腹を感じなくなります。 どうやらこの空腹を感じなくなった状態から体の内部で変化が起きてくるようです。
人間の本来持っている自然治癒力が内臓のバランスや心のバランスを正常な状態へと戻そうとする・・そんな感じを強く受けました。 正常なバランスに戻るとどうなるのでしょう。
私の場合、心身の爽快感に伴って、以前にも増して食事がおいしいと感じるようになりました。 鈍感になっていた胃腸の感覚が鋭くなったような気がしています。更に寝つきや寝覚めも良いようです。
また断食したい・・・今度はもう少し長い期間かけた断食をやってみたいと思っています。 最後に、静養院断食療養所への入所時に塗り箸を頂きましたが、その箸袋に書いてある2つの言葉をご紹介します。
「粗食菜食咀嚼主義」そして「腹八分目医者無用」 合掌。
メニューヘ
・TOPページヘ